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【映画】初主演映画「雨の翼」が公開・初日舞台挨拶に登壇

9日にいよいよ公開された初主演映画「雨の翼」。
ユナイテッドシネマ豊洲で行われた初日舞台挨拶に行ってきました。
舞台挨拶の内容なんですが、と思ったらさすがに主演とあって、
あちこちのニュースサイトでことこまかく報じられているので、コメントなんかはそちらを参照のこと。

注目新人女優藤井美菜の初主演映画公開
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/f-et-tp1-20080210-318969.html
藤井美菜の演技力を絶賛…「雨の翼」舞台あいさつ
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080210-OHT1T00067.htm
藤井美菜、撮影中の寒さ対策は足湯…「雨の翼」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080210/tnr0802102155017-n1.htm
映画初主演の藤井美菜、ずぶ濡れシーンに女優魂みせる!
http://www.oricon.co.jp/news/movie/51883/full/

作品としては
> 「心が洗われるような作品になっていますので、何度も足を運んで楽しんでいただければうれしいです」(ニッカン)
という中で、35分という短く詰まったストーリーに加え台詞が少なく、機微をどのように表現するかが難しいところを
> 「すごく繊細で陰のある女の子だったので、心の動きをいかに演じられるかが大切だと思った」(報知)
> 「セリフを投げかけられた時の表情を大事にしました」(オリコン)
というところにも注目。また、11月という晩秋の時期の撮影にもかかわらず雨に打たれるシーンが多いため、
> 「11月の撮影ですごく寒かったですが、用意していただいた足湯で暖めながらがんばりました」(産経)
というエピソードも。これには熊沢監督も
> 「(撮影では)雨を降らせたが、床が凍るくらい寒かった。精神力でちゃんとお芝居をやった藤井さんにお礼を言いたい」(オリコン)
> 「普通の人なら音をあげるか倒れるけど、しっかり演じてくれた。お礼を言いたい」(報知)
と絶賛でした。

と切り貼り。短いながらもつなげると全内容がフォローできるくらい報じられるというのはやっぱり嬉しいです。
舞台挨拶には、記事の写真のとおり白を基調としたワンピースで登場。
相変わらず凛とした佇まいでした。最初のON/OFFの切り替えといい、劇中の役柄との違いといい(それを言ったら石田卓也くんもそうとう違っているっぽいけど)、流石だなあと思いました。

肝心の映画についても少しだけ。
プロモーションの段階から「音楽のための映画なんじゃ?」という疑問をずっと抱いていたけれど、観てみるとそこまで引っ張られた印象はなかったですね。生演奏だとちょっと違ってくるのかな。
内容は、35分間という短いストーリーの割にはしょった感じが全く無いどころか、むしろ最小限のストーリーだけではなく屋上のシーンなど間をかなり大事に使った場面もあって、少し裏切られた感じ。これが長編映画のダイジェスト版のようだったら怒りようもあるんだけど。(笑)
でも、これをテレビではなく映画館で上映するのであれば、エピソード的な部分を増やしたり、雨の場面もお天気雨のようなものばかりじゃなくて日にちをかけてもよかったような気がする。贅沢かなあ。要は35分じゃ物足りなくて「もっと見たかったんですけど」に帰着しちゃうからかな。舞台挨拶でも言っていたとおり、雨中の屋上のシーンや、表情だけで伝えようとする演技には注目。個人的には、最後の最後で石田くんに呼ばれて振り返る場面ですね。これまでのインタビュー記事などにもあったとおり、「シムソンズ」の美希のようなキャラクターだけど、正直「ブロッコリー」のいなほよりはあっているような気がする。

異色の映画ながら舞台挨拶の回の入りは少し少なめ。
ここから少しずつ広まってくれると嬉しいんだけど。

以下、記事の写真から少しずつピックアップ。上から産経、オリコン。
産経新聞から

オリコンから オリコン

==過去の関連エントリー==
【映画】2008年公開予定の映画「雨の翼」でついに映画初主演
【映画】2008年2月公開予定の映画「雨の翼」の製作発表が行われる
【映画】映画「雨の翼」の相手役は・・・
【映画】初主演映画『雨の翼』がクランクイン
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コメント (1)

omote:

お久しぶりです。
「雨の翼」、昨日の2時の回、豊洲で観てきました。当然のことながら本当でしたら、公開初日の舞台挨拶に駆けつけたかったところなんですが、仕事が休めず2日目になったわけです。
いろんなニュースサイトから、舞台挨拶の様子が分かって有り難いです。
美菜さんのいつもながら、「凛々しくて一歩控えめな雰囲気」は写真からも感じ取れて嬉しい限り。

昨日・今日と豊洲は1日2回の上映共、生演奏形式ということで、音楽担当のKUMAMIさんによるピアノ演奏と歌で、楽しませていただきました。
良い意味で予想外だったのが、生演奏の音量とか臨場感が映像より出過ぎてない、変に出しゃばってなかったところですか。
勿論、目前の生演奏ならではの迫力は感じたのですが、全体的に「音と映像のバランス」は、成功だったのではと思います。

本編は35分という短いものでしたが、やはり時間的な事で考えるともっと長く観たかったなぁと。いろんな制約、原作上の問題とかあるのかも知れませんが、それだけは少々残念でした。
ただ、観終わって素直に思えたのは、この映画を好きになれたこと。時間の短さは別としても、その時間内で伝わって来た、透花を演じる美菜さんの表情の移ろい。切なさが伝わる美菜さんの演技はぜひ再び観に行きたいと思わせてくれました。

35分という限られた時間。これもある意味、貴重な「一期一会」だったと、清々しい気持ちになれた豊洲からの帰り道でした。

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2008年02月11日 09:47に投稿されたエントリーのページです。

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